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2014/11/15 野沢菜づけだよ!全員集合!
皆さんごきげんよう。綾人でございます。
先日、水輪恒例行事の「野沢菜づけ」を開催しました。
野沢菜づけとは文字通り野沢菜の漬物です。信州の方なら知らない人はいないかと思います。
なんとも言えない懐かしい味で、北信では食卓になければならない存在です。東北出身の自分もふとした瞬間に無性に食べたくなります。

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水輪ナチュラルファームで育ってくれた野沢菜を収穫し、4つの樽に水をためて一つの野沢菜を4回洗います。今回は幸い暖かい日でしたので良かったのですが、普通ならば寒風に体を震わせながら冷水で野沢菜を洗うというとても厳しいものだそうです。
仕上げは野沢菜づけ歴半世紀の我らが研一先生がしてくれました。

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みんなで一生懸命に漬けた野沢菜づけは冬の貴重な食べ物になります。

数十年前まえまではこの野沢菜づけは北信の家庭ならどこもするような名物行事だったようです。この時期になるとどこの家庭も玄関前に樽を出して野沢菜洗いがはじまったそうです。しかし今ではすっかりこの伝統が廃れてしまい、野沢菜づけをする姿はあまり見られなくなってしまいました。
私たちはこのような伝統を守って、将来世代へ受け渡していくという意味もあって野沢菜づけをしています。
なぜ、伝統を守り、引き継いでいかなければならないのか。
それは伝統とは古人の知恵の結晶でもあるからです。
昔、雪がつもり作物が獲れない冬に何を食べるか。それはいのちがかかった死活問題でした。そのなかでお野菜を上手に保存し、食べていくために「漬ける」ということをしたのです。

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今はスーパーに行けばどんな季節でもある程度の野菜が並んでいます。だからそんな伝統は古臭いと思う方もいるかもしれません。しかし、そのお野菜が並ぶには見えないところで多くのエネルギーがかかっているのです。野菜を育てるために暖房をたく石油、暖かい地域で獲れた野菜を運ぶための燃料。もし災害、エネルギー危機、何かが起こって一つでも抜ければ食べ物は手に入らなくなってしまいます。

そんなとき、改めて人々は伝統の大切さに気づくのかもしれません。

少しずつ、できることからはじめていきたいと思います。
今日も一日生かされたことに感謝感謝です。

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担当 綾人
  • (2014-11-14 10:13:58)